Abstract

 

 

::島前弧スリバーとは何か?これがなくては千島海溝における連動型巨大地震が語れません。

なぜ重要ポイントなのか、想定外のことがないよう一刻も早くこの知恵ノートに述べてみます。

 

 

Youtube動画(解説)

千島海溝に潜む超巨大地震 第一章「千島前弧スリバー」

https://www.youtube.com/watch?v=KBz0vYz6HFM

 

 

 

 前弧スリバー

 

▲千島前弧スリバーと千島海溝の概念図

 

 

 米プレートの下に太平洋プレートが潜り込んでいるのですが、北米プレートの北海道・千島列島には『千島前弧スリバー』と呼ばれる巨大な地質構造ブロックが存在しています(アニメーション図の白矢印のある灰色部)。

 

 前弧スリバー

 

 

質時代では西側に向かって押し上げるような激しい運動により日高山脈が形成されました。西側の応力が働く原因は千島中部にあるプレートの裂け目である拡大軸です。現在でも西側に向かって押し上げており、その影響で日高山脈周辺の北海道南部では小さな地震活動が活発です。

 

2004年のスマトラ-アンダマン地震(Mw9.1~9.2)では震源域の長さが約1,300kmにおよびました。よく見ると、ビルマプレートと呼ばれるマイクロプレートとインド・オーストラリアプレートの接する領域ほぼすべてが破壊域となりました。
このことから千島前弧スリバーと太平洋プレートが接する領域すなわち十勝沖~択捉・ウルップ沖(北海道~千島列島)が長大な震源域となる超巨大地震が発生する可能性は十分考えられます。

 瞰図から、十勝沖~択捉・ウルップ沖まで長さ約800kmに渡って海底地形の盛り上がりが見て取れます。これは2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)と同様に浅い海溝寄りの大きなすべりとそれに伴って海底を上下にブチ切るような分岐断層が大きく動いたことを暗示しています。当然、分岐断層が大きく動くことにより、津波は励起されます。
なお、東北地方太平洋沖地震の分岐断層は広島大学の研究グループにより、長さ約500kmの震源域と平行して総延長約500kmの分岐断層が見出されました。

 

 

 

 前弧スリバー

 

 

 

 

 

 

 前弧スリバー

 

 

 

 前弧スリバー

 

 

 

  

前弧スリバー

 

 

 

 

 

 

 前弧スリバー

 

 

 

 

 

キーワード
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